プーアール茶 効能 ガン予防

プーアール茶の抗ガン作用について

お茶

緑茶がガン予防になることは結構知られていますが、プーアール茶にも抗ガン作用があります。

 

プーアール茶のガン予防効果についてみていきましょう。

 

発ガン性物質の生成を抑制する効果

発ガン性物質ニトロソアミン

食事由来の発ガン性物質の中で、もっとも大きな割合を占めているのはニトロソアミンという物質です。

 

食品の中に含まれているニトロソアミンは微量なので、人が食べ物で取り入れる量はわずかなものでしかありません。

 

しかし、厄介なことに人の胃の中はニトロソアミンが生成しやすい環境になっているのです。

 

ニトロソアミンは、第二級アミンという物質と亜硝酸という物質が酸性の条件下で反応することで生成されます。

 

第二級アミンは肉類や魚肉、魚卵に多く含まれる物質で、亜硝酸は生野菜などに含まれています。

 

これらが酸性の条件下、すなわち胃酸がある胃内で反応することにより、ニトロソアミンが生成されてしまうのです。

 

中国茶にはニトロソアミンの生成を抑制する効果アリ

緑茶や、プーアール茶を含む中国茶には、このニトロソアミンの生成を抑制するはたらきがあります。

 

プーアール茶のニトロソアミン生成抑制率は85%で、緑茶(89%)やウーロン茶(82%)などとほぼ同程度の抑制率であることが報告されています。

 

参考資料:「食品と健康長寿」木苗直秀『薬学雑誌』(PDF)、『中国黒茶のすべて』(呂毅・郭?飛・駱少君・坂田完三著、幸書房)

 

ガン細胞を弱らせる作用

アポトーシス誘導作用

また、プーアール茶にはアポトーシス誘導作用があることが確認されています。

 

アポトーシスとは、細胞が自然に消滅する現象のことで、全ての細胞にあらかじめプログラミングされています。

 

たとえば肌表面の細胞は、古い細胞が死滅して新しい肌細胞が生まれることにより、肌の新陳代謝が行われます。

 

古い細胞が死なずにそのままいると、新しい細胞は生成されません。すなわち成長できないことになってしまいます。

 

しかしガン細胞にはこのアポトーシス機能がないので、自ら消滅することがなく、DNAを複製し核分裂による細胞分裂を繰り返すことになるので、ただただ増殖するのみです。

 

緑茶系にはアポトーシス誘導作用がある

多くの抗ガン剤にはこのアポトーシス誘導作用がありますが、最近の研究で緑茶系に含まれる成分エピガロカテキンガレート(EGCg)にもアポトーシス誘導作用があることが判明しています。

 

緑茶系のお茶で効果の高い順に並べると、紅茶、プーアール茶、ウーロン茶、緑茶となっているようです。

 

参考サイト:「緑茶カテキン類および茶高分子成分の癌細胞アポトーシス誘導メカニズム」伊勢村護(「KAKEN: 科学研究費助成事業データベース」)

 

プーアール茶の場合だと、普段飲む際のたった1%の濃度でも効果があると言われています。

 

 

なお、当記事における解説は、プーアール茶一般についての見解であり、個別の商品に対する説明ではございません。